はじめに
みなさんこんにちは!
明治大学情報局です!
今回は久々のメイジン企画です!
どんな人なんだい
現役の明大生で、中国残留日本人の歴史を世の中に広く知ってもらうために、様々な活動を行っている北原康輝さんにインタビューをさせていただきました!
【プロフィール】北原さんってどんな人?
画像引用:朝日新聞デジタル「満蒙開拓の歴史「知って」 残留日本人のひ孫、講演企画」https://www.asahi.com/articles/ASR2J7CY9R10UOOB008.html?iref=pc_photo_gallery_bottom
本日はよろしくお願いします!
まずはじめに北原さんの簡単な自己紹介をお願いします。
はい!
明治大学文学部心理社会学科現代社会学専攻新4年 北原康輝です。
こちらこそよろしくお願いいたします!
明治大学文学部心理社会学科現代社会学専攻(20字)はどんな専攻ですか?
「文学部」ではありますが、文学作品などを読んだりする授業はほぼありません。専攻名の通り、社会学系統の授業を多く履修します。
同じ専攻の学生数が少ないので、横のつながりは大きい方だと思います。
3年生以降は、授業の選択の幅が広がり、充実した学生生活を送っているそうです!
現代社会学専攻についてまとめてある記事はコチラ↓
ゼミには入られていますか?
はい!
昔農英明(せきのう ひであき)ゼミナールというゼミに入っています!
初見だと読めなかった、、、
どんなことをしているのか教えてください!
主に多文化共生について学ぶゼミです。
日本が多文化共生を進めていくためには、どういうことをすればいいのかについて議論をしています。
夏休みにはフィールドワークで神戸と鶴橋に出向きました。そこに住む在日コリアンの方や、華人・華僑の方、日系ブラジル人の方にお話を伺い、彼らの暮らしや生きていく上での難しさなどを調査しました。
中国残留日本人とは【満蒙開拓団】
今回インタビューをさせていただく理由にもつながるのですが、北原さんは中国残留日本人の子孫とのことでしたが、そもそも中国残留日本人とはどのような人のことなのでしょうか。
1931年の満州事変以降、国の推進によって多くの日本人が満州や蒙古に移住しました。
その際に移住した日本人は総称して、満蒙開拓団と呼ばれています。
その後戦況が苦しくなり、戦後も中国に取り残されてしまった人が中国残留日本人であり、残留孤児問題などは今でも問題として挙げられています。
北原さんのご家族がその中にいたということですね。
私の曾祖母がそうでした。私の出身である長野県は、日本で一番満蒙開拓団を送り込んだ県であり、子孫の方が私以外にも多くいました。
【紹介】日中学生会議って?
北原さんは何か課外活動には取り組まれていますか?
はい!
日中学生会議という、日本と中国の国際交流を行う学生団体に所属しています。
・日本と中国の学生によって構成される国際交流団体
・毎年8月に、日本と中国の学生各20名ずつで3週間の合宿が行われ、「分科会」と呼ばれるグループごとに分かれ両国の学生が議論を重ね、相互理解を深めていく。
北原さんは運営委員として所属しており、総務を務めた経験もあるそうです!
日中学生会議に入ろうと思った理由をお伺いしたいです!
先ほどお話したように、私のルーツは中国にあります。幼少期の頃から家では中国の文化、外では日本の文化の世界に生きており、大学生のうちから中国の学生との交流を取ってみたいと思うようになり入ろうと思いました!
加えて、日中学生会議の魅力についても教えてください!
1番は何といっても中国の学生との深い交流ができることだと思います!3週間もの間ともに生活して、議論などをする経験は、他ではなかなかできません。
後は様々な大学からの参加者がいることや、語学のレベルを上げられることなどです!
明治大学以外だとどの大学の学生がいますか?
ボリュームゾーンはやはり東京の大学(早稲田や慶應など)ですが、北は北海道大学、南は九州大学と、全国各地の学生が参加しています。
中国の学生は北京大学や復旦大学などの学生がいます!
ちなみにこの北京大学と復旦大学ですが、THE世界大学ランキング2024では北京大学は14位、復旦大学は44位とかなり学問レベルの高い大学でした!
ちなみに東京大学が29位、京都大学が55位なのでそこからもレベルの高さが実感できると思います。
(参考:【2024年最新版】世界大学ランキング2024 | 日本とアジアの大学の順位も紹介)
となるとやっぱり北原さんは中国語もペラペラですか?
そうですね(笑)
中国語の検定であるHSKの5級を持っています。
5級?低くないですか?
HSKは1~6級まであり、6級が一番難易度が高いです。
我非常驚仰天謝罪謝罪!
日中学生会議についてもっと詳しく知りたい方はコチラから!
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