今回はどんな記事?
今回は、明治大学博物館を紹介するよ!
✅明治大学博物館の歴史がわかります!
✅明治大学博物館の凄さがわかります!
✅明治大学博物館がもっと好きになります!
こんにちは!明治大学情報局です。
みなさんは明治大学に博物館があることを知っていますか?
実はこの博物館…
とんでもなく凄いところなのです!
明治大学博物館は
○常設展
○特別展
に分けられています。
今回は、常設展を中心に見ていきましょう!
日本唯一の〇〇の展示も!
この〇〇は一体何なのでしょうか…?
ちょっぴり【閲覧注意】な展示品も…
今回は明治大学博物館の
✅長〜い歴史
✅豊富な展示物
を紹介いたします!
最後まで読めば、明治大学博物館に行きたくなること間違いなし!!
明治大学博物館ってなんだ?
明治大学博物館はどこにあるの?
明治大学博物館はそもそもどこにあるのでしょうか?
和泉キャンパスにはなさそうだよね
かといって、生田キャンパスと中野キャンパスにはなさそうですよね…?
明治大学博物館は、明治大学の本部が置かれている駿河台キャンパスに存在します!
最寄駅は御茶ノ水駅です。
駿河台キャンパスに到着しましたが、どこにも博物館らしきものがありません。
駿河台キャンパスにはないんじゃね〜の〜
そんなはずはありません!
目を凝らして案内板を見てみると…ありました!
明治大学博物館は駿河台キャンパスの一部を構成しているアカデミーコモンズの地下に設置されているようです!
アカデミーコモンズは超高層で超オシャレな近未来キャンパス!
明治大学博物館は駿河台キャンパスのアカデミーコモンズ地下一階にある!
無事たどり着けてよかったね〜
明治大学博物館の歴史は?
明治大学博物館に入ると、まず出迎えてくれるのが大学史展示室です。
ここでは明治大学の長〜い伝統を一眼で見渡すことができちゃいます!
そこで、この明治大学博物館の歴史を少しお話ししましょう。
元々、明治大学博物館は3つの博物館に分かれていました。
・刑事の博物館
・商品の博物館
・考古学の博物館
です。
やがて、2004年にアカデミーコモンズが完成すると、3つの博物館を統合されます。
その時に誕生したのが現在の明治大学博物館です!
「社会に開かれた大学」のもとに、
いかなる状況であっても公開を行うことが責務
であるとしています。
明治大学博物館は、常に社会に開かれた学びの場であることをモットーにしています。
その歴史は、明治大学の校訓である「権利自由」「独立自治」に沿ったものと言っていいでしょう。
校歌にも出てくる文句だね!
明治大学博物館で見れるモノ
明治大学博物館では、一体どのようなモノが展示されているのでしょうか?
先述したように、明治大学博物館は三つの部門を統合し、一つの博物館として誕生しました。
それ故に、現在の明治大学博物館も三つの部門に分けられています。
以下にまとめてみました!
建学の理念である「権利自由」に基づき過去にあった刑罰や拷問器具を展示している。刑法典や江戸時代の拷問器具が豊富。日本史の教科書でも有名な『御成敗式目』なども展示。海外の刑罰具も保有している。
陶磁器や漆器などの地方物産品を展示。秘密のベールに包まれた伝統工芸品の製造過程を明らかにしている。高度経済成長期の中で失われていく手工業製品を保護してきた歴史がある。
1949年の岩宿遺跡発掘に寄与した明治大学の輝かしき歴史を一覧できる。重要文化財である岩宿の石器や埴輪などを展示。日本考古学の概観を掴むことができる。明治大学のプライドをかけた展示である。
それぞれ個性豊かな部門が揃っていますね!
日本史で聞いた単語がたくさん…
全部紹介したいのは山々なのですが…
今回は一部の目玉展示品をピックアップして紹介していきます!
明治大学博物館の”これだけはみとけ!”
日本で唯一!アイアンメーデン
別名…
鉄の処女。
日本では、明治大学博物館でしか見れない貴重な展示品です!
日本でここだけ!
こちらのものはもちろん、複製品です。
さすがに、実物は日本にはありません。
さて、このアイアンメーデンについて少し勉強してみましょう。
恍惚な笑みを浮かべた鉄の人形の中は空洞になっています。
そこには無数の鉄の針が付けられ、扉を閉めると…
アーーーッ!(絶命)
と、いうことにはならないようです。
実はこれは後世に作られた伝説のようですよ!
実際はこのように使用されたことを確認できる資料が存在しません。
明治大学所蔵のアイアンメーデンを見たいただければわかりますが、鉄の針はついていませんよね。
中に罪人を入れて、辱めを受けさせるために使用されていたようです。
諸説あり、ということで…
日本で唯一!ギロチン
別名…
断頭台。
こちらの展示品も、日本で見れるのは明治大学博物館だけです!
もちろん、複製品だよ!
ギロチンを眺めていると、どうしても首をそこに置きたくなってしまいます…
ところでギロチンとはどのようなものなのでしょうか?
ギロチンは、別名の「断頭台」からも分かる通り、頭を断ち切るために作られた刑具です。
フランス革命の際に、死刑執行の効率化を達成するために製造されました。
当時の斬首刑は斧や剣を用いて行われていましたが、一発で殺しきることが難しかったようです…
フランス政府は効率的に死刑を執行する方法を模索していきます。
そこで思いついたのが、このギロチンです。
苦痛を伴わないうちに、一瞬で昇天することができます。
うつ伏せにされた罪人は、首を寝かされます。
そして、合図とともに銀色の刃が降りかかって…
(アーーーッ!)絶命
声もあげることなく、死んでいきます。
これを見なくちゃ始まらない!
火炙りや磔も… 江戸時代の刑具!
今まで紹介してきたのは、いずれも海外の刑具ですね。
ここでは、日本の拷問器具や刑具を紹介していきます。
火炙りの刑は、その残虐性を博物館を訪れた人たちすべてに記憶させます。
足元に敷かれたたくさんの薪が赤く染まれば、罪人の叫ぶ声も燃料になって、業火に包まれます。
磔の刑は、江戸時代の刑罰の中でも顕著な方法だったようです。
突棒やさすまたなどは罪人を捕獲するために使われたようです。
さすまたは公共施設などにも設置されているよね!
日本の刑罰の歴史を深く学ぶことができますね。
時には背筋にヒヤリとする瞬間も。
お気をつけてご覧ください…
考古学の明治!多種多様な発掘物
やっぱり明治と言ったら考古学!
なぜそのように言われるのでしょうか?
みなさんは岩宿遺跡をご存知ですか?
群馬県みどり市にある旧石器時代の遺跡。考古学者であった相沢忠洋によって発掘された。この発見により、日本にも旧跡時代が存在することが証明された。その後に、明治大学を中心とした発掘調査が行われる。
歴史を変えた事件!
明治大学の考古学チームが、相沢忠洋さんとともに新時代を切り開いたのです!!
それ故に、明治大学博物館は【刑事部門】や【商品部門】とともに、【考古学部門】も見どころ満載なのです!
明治大学のプライドをかけた展示部門と言っていいでしょう。
歴史の教科書に掲載されている土偶や埴輪などが並ぶ展示室は、圧巻の一言です…
世界に誇る明治大学博物館へ!
三つの部門に分かれている明治大学博物館は、それぞれが明治大学の知の象徴として輝いています。
これらをすべて無料で見られるのです…!
気前が良いな〜
さらに!
常設展と特別展を合わせた入館者数は…すごい数ですよ!
2004年4月以降の16年間のうちに、なんと…
1,155,356人が来場しています!!
115万5356人!?
小学校や中学校の社会科見学の対象にもなっているようです。
日本で唯一の刑具を展示する刑事部門や、明治大学のプライドである考古学。そして、長きに守ってきた商品部門の手工芸品。
明大生であるならば、一度とは言わず、何回も足を運ぶべき場所でしょう!!
明治大学博物館はあらゆる人々に対して解放されていますよ!
明治大学博物館は、君を待っている!!
□開室時間
10:00〜17:00(入館16:30まで)
□休館日
夏季休業日(8/10〜8/16)
冬季休業日(12/26〜1/7)
8月の土・日に臨時休館あり
□観覧料
常設展は無料/特別展は一部有料の場合あり
□開室時間
10:00〜17:00(入館16:30まで)
□休館日
- 夏季休業日(8/10〜8/16)
- 冬季休業日(12/26〜1/7)
- 8月の土・日に臨時休館あり
□観覧料
常設展は無料/特別展は一部有料の場合あり
参考
『明治大学博物館 MUSEUM EYES Vol.74』
明治大学博物館公式サイト(https://ww.meiji.ac.jp/museum/)