【紹介】明治大学文学部西洋史学専攻
まず明治大学文学部西洋史学専攻が、どのような専攻なのかチェックしていきましょう!
世界各地の社会現象、文化活動、政治事件などの本質をつかむにはその地域の歴史、文化、言語などを理解することが必要となります。そのために、基本的な歴史研究の方法論から始め、徐々にその国の言語を学び、文献を読み解いて欧米諸国への理解を深める場、それが西洋史学専攻です。
明治大学HPから引用
現在の社会は、「過去」あってのものです。
現在の本質を理解するためには、「過去」も知らなければならないんですね。
西洋史学専攻の場合、理解を深めるべき「過去」は「欧米諸国」ということです。
欧米といっても世界は広いですから、様々な地域の歴史について学べる専攻です。
【在校生の生の声】明治大学文学部西洋史学専攻
明治大学情報局は今回、明治大学文学部西洋史学専攻2年生のyushuさんに、西洋史学専攻についてのお話を伺いました!
早速その内容を見ていきましょう!
西洋史学専攻で学ぶ内容
1年間西洋史学専攻で学んできた彼ですが、明治大学の西洋史学専攻はなにを学ぶだと考えているのでしょうか?
西洋史専攻は、ヨーロッパ地域・文化圏を対象とした歴史研究の方法論を学ぶ専攻だととらえています。
歴史そのものはもちろん、その学ぶ方法も学習するといったかんじでしょうか。
きっとただ文献を読み漁っているだけでは、歴史を学べないのでしょう。
✅西洋史学専攻ではヨーロッパの歴史や研究方法論を学ぶ。
西洋史学専攻の特徴
お次は明治大学西洋史学専攻の特徴についてです。
どのようなものがあるのでしょうか?
地理学専攻や考古学専攻に比べると実習が少なく、書籍や論文を調べることが1年次のうちはほとんどで、それをもとにレジュメを作成したり、レポートを書いたりしています。
フィールドワーク多めの地理学&考古学専攻とは違って、実習が少ないんですね。
西洋史学専攻がフィールドワークしたらほぼ海外旅行になりますもんね。
✅実習少なめ。
✅1年生はレジュメ&レポート作成メイン。
ちなみにフィールドワーク多め史学地理学科のふっかる集団(?)地理学専攻と考古学専攻についての記事はこちらです!
クラスの雰囲気
続いて西洋史学専攻のクラスの雰囲気について聞いてみました!
クラス単位で受ける授業が無い上に、西洋史専攻の学生のみのゼミもそれぞれ違う雰囲気だと思うけど、あえて言うならバラバラな感じかな?
そうなんですね!
一応クラスはあるけれど、クラスメイトとしての関わりはあまりなさそうです。
西洋史に興味があるのは共通だと思いますが、いろいろな性格の人がいるんでしょうねぇ。
✅クラスで受ける授業がない。
✅雰囲気はバラバラ。
西洋史学専攻の授業
こことっても大事。
明治大学西洋史学専攻の授業についてです!
隔年開講の各国史(今年からは開講科目名が変わっていた気がする)に注意しておいた方がいいです。必修のゼミは、担当の先生によって内容がかなり異なり、人によって難易度の感じ方が異なるので、事前にシラバスや口コミで調べておいた方がいいと思います(今更だけど) 。
今更感はありますが、やっぱりシラバスとか見ておくのは大事ですよね。
履修登録期間が終わったあとでも、きちんと見ておいて損はないですよ。
なにも見ずに適当に授業をとって後悔した人は…。
まぁ、来年はシラバスしっかり見て同じ過ちを繰り返さないようにしましょ。
教養科目について私は、共通選択科目に「~史」というのが多くあるのでそこから多く選びました。
さすが史学地理学専攻!
歴史系を多くとっています。
自分の専門を深めてますね。
明治大学は文学部に所属してさえいれば文学部設置科目はほぼすべてとれるので、もちろん史学地理学科でも文学科や心理社会学科の授業を履修することができます。
✅隔年開講の各国史に注意。
✅ゼミは先生により内容が異なる。
✅シラバスや口コミが大事。
西洋史学専攻あるある
ばらばらな雰囲気だそうですが、西洋史学専攻にあるあるは存在するのでしょうか?
西洋史学専攻の中で知り合うよりも英語のクラスで知り合うことの方が多く、だれが西洋史専攻の学生かいまいち把握しきれません。
語学は専攻がごっちゃになっているようです。
史学地理学科ということで、日本史、西洋史、アジア史、考古学、地理学専攻生が混ざったクラス編成なんですね。
とくに1年生のはじめなんて、誰がどこの専攻かなんてわからないですよね。
ただ自分と違う専攻の人と仲良くなれるという大きなメリットがあります。
✅西洋史学専攻内より語学での知り合いが多くなる。
✅史学地理学科の語学クラスは専攻がバラバラ。
西洋史学専攻の好きなところ
続いて明治大学西洋史学専攻の好きなところを聞いてみました!
似た者(同じ趣味や関心を持つ友人)が少なくとも2,3人は見つかります(全員に言えることではないかもしれないが)。
そもそも専攻が「西洋史学」と限定されていますからね。
「西洋史・世界史が好き!」という人はとくに、あっという間にお友達が増えるのではないでしょうか。
すごいと思うところは、海外旅行に行ったことがある人や、これから行く人が多い印象があること。
行先もヨーロッパが多いようです。
やっぱり海外に興味がある人が多いんですね!
しかもヨーロッパだなんて、さすが西洋史学専攻!
しゃれてんなぁ。
休み明けはいろいろな国のお土産がもらえそうですね。
羨ましい…。
あと、自分が関心のある分野をガツガツ調べている人が数人います。
西洋史ガチ勢がいるんですね。
歴史ってガチになる人はマジでなりますよね。
そういう人が身近にいてくれたら、同じ専攻として尊敬するし頼もしいですよね。
✅自分と共通の趣味を持つ人が見つかる。
✅海外旅行経験がある人や、これから行く予定の人が多い。
✅西洋史ガチ勢がいる。
西洋史学専攻の不満
散々西洋史学専攻の好きなところ&すごいところを聞いたあとですが、ここで西洋史学専攻への不満も聞いてみました。
外部の学会やシンポジウム、講演会の情報をまとめてアクセスできるようにしてほしいです(それくらい自分で見つけて来いという話ではありますが…)。
うん、まぁ、ご自身でも言っているようになんとかなりそうなかんじではありますね。
大きな不満はなさそうです(笑)
✅西洋史関係の外部イベント情報をまとめてほしい。
在校生の生の声まとめ
ここで、明治大学西洋史学専攻についてのインタビュー内容をまとめます!
✅西洋史学専攻は、西洋の歴史研究の方法論を学ぶ。
✅実習が少ない。
✅クラスの雰囲気はばらばら。
✅授業はシラバスや口コミが大事。
✅自分と似ている人が見つかる。
✅ヨーロッパに行く人が多い。
✅西洋史ガチ勢がいる。
明治大学文学部西洋史学専攻生の生の声は以上です。
yushuさんありがとうございました!