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明大生が中国ひとり旅で78人に「写真撮って」とお願いしてみた!

✏️作成者:リリ

こんにちは!メイキョク(旧:明治大学情報局)です!

今回は私が中国を旅行した際、現地のたくさんの人々に声をかけた経験を紹介します。

【前置き】一人旅の写真どうする?問題

私は約1年間で4回中国に行きました。そのうち1回は一人旅で、1回は友人との個人旅行で単独行動の時間も多め。

そうなると生じるのが「自分が写った写真をどうやって撮る?」という問題です。風景だけの写真は誰が撮っても同じなので、やっぱり自分と風景が一緒に写った写真は大切な記念に撮っておきたいですよね。

自撮り棒や三脚の使用も考えましたが、写り方や準備の問題があり、「これは人にお願いして写真を撮ってもらうしかないな」と思いました。しかし大して中国語が話せない自分が本当にそんなことできるのか?と不安を抱えたまま、中国へ出発しました。

香港【34人】

一人旅スタート。中国本土の前にまず香港特別行政区へ行き、市街地を観光します。街中では自撮りでなんとかなっていましたが、観覧車に乗ることに。そこで初めて乗り合わせた夫婦に写真をお願いすることにしました。

香港の公用語は広東語と英語。中国本土からの観光客も多いので標準中国語も通じそうですが、香港では英語を使うことにします。

正直英語も自信がなく、最初だったので口頭と同時にスマホ画面に表示させた「Could you take a picture of me?」を見せて、すぐ承諾してもらい無事に撮ってもらうことができました。今思うとめっっちゃ弱腰ですが、結構緊張しました笑

ほんの数十秒でしたが初めて異国の地でお店以外で自分から声をかけてお願いして上手くいった経験ができて、自信が付きました。大袈裟な気もしますが1→10より0→1の方が難しいというのは本当で、その後はさほど緊張せず声をかけられるようになりました。

2人目は普通话(標準中国語)で返され、私が撮ってもらった後交代して私が撮る側になりました。

広東語が主流だと思っていて会話できる気がしませんでしたが、その後も結構普通话を話す人が多いので英語と中国語どちらで話しかければいいのか迷いつつも積極的に声をかけて写真をお願いしました。中には写真撮る場所を提案してくれる人もいてありがたかったです。

ただ、話しかけるまでが結構勇気がいるので一つの観光地に時間をかけすぎてしまうという一人旅の欠点(少なくとも私の場合は)も見つかりました。その点はすぐ気楽に写真を撮り合える複数人での旅行がいいなと思いました。

夜景スポットで二人組にお願いした際、撮りやすいようライトで照らしてくれて親切でした。

香港ディズニーにも1人で行き、ここでも写真をお願いしました。私が声をかけたら「听不懂(聞き取れない)」と断られた様子を見ていた人に「私が撮るよ」と撮ってもらったり、男性に声をかけたらその家族と思われる女性が代わってくれたりしました。また、団体観光客に写真をお願いされたので撮った後、自分も撮ってとお願いして撮ってもらいました。

キャストさんにもお願いしたらOKOK!と快く撮ってもらえました。

香港は日本人がとても多く、観光地で日本語がよく聞こえてきます。やっぱり言葉が通じる方が話しかけやすいので3人の方にお願いしました。

このように香港では34人の方に声をかけて写真をお願いしました。(同行者はカウントに含めず)

いきなり見知らぬ相手から声をかけられているので断られることがあって当然だと思いますが、連続で断られるとちょっと傷つきますね… 次は中国本土です!

深圳【28人】

香港から陸路で广东省深圳市へ。仕事で訪れる人が多い都市ですが、観光スポットももちろんあります。

本土なので普通话を使います。飲食店で会話に苦労し自分の中国語は通じないと思ったので(モバイルオーダーがあったのでそっちを使えばよかった)、你好と声かけた後は翻訳アプリで「你能给我拍张照片吗?」と表示させて見せることにしました。

ちなみにiPhoneの翻訳アプリ等では画面を横向きにして文字を大きく表示することができるので、画面を見せる際はこうすると便利です。

そのようにして香港のようにたくさんの人々にお願いしていたら、ある時「日本?」と当てられました。特に日本語は話していないので、カメラアプリの表記で分かったのかなと思います。

展望台では、韓国人と思われる方に写真をお願いされ、その後しばらく一緒にまわってお互いの写真を撮りあいました笑 お互い1人でしたし、私が撮って欲しそうにしてたから撮りあう前提で声をかけてくれたのかとも思います。

このようにして深圳では28人の方に声をかけました。結構慣れてすぐ声をかけられるようになりました。

上海・蘇州【4人】

香港&深圳の一人旅からしばらく経ち、上海&蘇州&重慶&成都へ友人と旅行に行きました。

単独行動の時間も多かったのでその間はまた写真をお願いすることに。久しぶりなので緊張します。

観光地でグループに声をかけたら3人がかりで良い構図を探して撮ってくれました😭ありがたすぎる。

ある観光地で動画を撮って欲しいと頼まれ、しばらく後をついていって動画を撮りました。これであっていたのだろうか…。すごく陽気そうな方でした。

上海と蘇州では4人の方に声をかけました。

重慶【6人】

今までの都市と違ってかなり内陸。その分外国人観光客は少なそうです。実際、声をかけられた現地の大学生に「日本人に初めて会った」と言われました。

そんな都市なので大丈夫かな?と少し心配でしたが、全く心配無用でした。

ある人は話しかけたら断るようなそぶりをしたもののすぐ振り返って改めてスマホの画面を確認してくれ、無事撮ってもらえました。優しい。急に話しかけてるので何かの勧誘だと間違われても仕方ないです。

また、英語で応じてくれる人もいました。相手が外国人でも中国語を使う人が多い印象だったので新鮮でした。

結果、重慶では6人の方に声をかけました。

成都【6人】

成都でも、一旦断られたと思ったらすぐ二度見して写真撮ってくれた人がいました。

あるところでは2人連続断られて悲しかったですが3人目の方がすごくにこやかに撮ってくれて助かりました。

成都でも写真を頼まれ、撮ろうかとおっしゃっていただけることもありました。

結果、成都では6人の方に声をかけました。

最終結果・感想

総合結果として、2回の旅行で声をかけたのは78人!自分でもびっくりです。そんなに多かったっけ…?

そのうち写真を撮ってくださった方は63人でした!これなら今後も安心して声をかけられます。

ただ「写真をお願いする」だけとはいえ、普段生活していて見知らぬ人に突然声をかけることはほとんどありません。しかもそれを海外で短期間にたくさん繰り返すのは非日常的で楽しかったです。

少し会話もできてよかったです。複数人で行動していたら写真をお願いすることは少ないと思うので、一人旅の魅力の1つだと感じます。

たくさんお願いするうちにOKしてもらいやすい人がわかってきました。まず明らかに観光客っぽい人がいればこちらの状況を理解してもらいやすいのでその人にお願いします。いなければ、2〜3人のグループ。複数人でいる人に断られたことはないです。とはいえそう簡単にはそういった人は見つかりませんでした。

OKしてもらえた後は、どの方も良い写真を撮ろうと工夫してくれます。構図や高さを変えたり、立ち位置を指示してくれたりすることもありました。皆さん親切で嬉しかったです。

また、逆にお願いされることも多かったです。香港ディズニーのイッツ・ア・スモールワールドが出発する前に私の前の席に座っている夫婦にお願いされたこともありました。私は初めは100%中国人だと認識されるので、外国人だと気づかれて困らせてしまったらどうしようと思うこともありましたが、そんなことはなく気づいた後も普通に接してくれました。

そして、私は写真を撮ってもらった後めちゃくちゃ良い笑顔していることに気づきました。自分でそう思います。写真のための笑顔もありますが、何より中国という異国の地で親切にしてもらえたことが嬉しくて自然に笑顔になっています。

今後も現地の人々と少しでも交流ができたらいいなと思っています。また、海外で知らない人にお願いをすることにどれだけ勇気がいるか実感したので、日本でもし声をかけられたら親切にしようと改めて思いました。

他にも中国に関する記事を書いているのでぜひご覧ください。

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