今回はどんな記事?
今回は、博報堂に勤めている、中迫羽菜さんにインタビューをしてきました!
え?!博報堂って、
1895年(明治28年)10月6日創業
クリエイティビティで、この社会に別解を
というスローガンのもと幅広く活動し
「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」では
最高賞<総務大臣賞/ACCグランプリ>を5つ獲得した
あの博報堂?
カンペの情報量
なんと、中迫さんは明治大学情報コミュニケーション学部の卒業生!
私の先輩にあたります!!!
学生時代や就活のこと、在学生へのメッセージなど、様々なことを聞いてきました!
ぜひ最後まで読んでね!
1.好きなことを突き詰めた大学時代
本日はよろしくお願いいたします!
中迫 おねがいします!

──それではまず、自己紹介をお願いします。
中迫 明治大学、情報コミュニケーション出身の中迫です。現在は博報堂にてビジネスプロデュース職、いわゆる営業を行っています。
──在学中はどんなことをしていましたか。
中迫 明治大学には、明大付属明治から内部進学で入学しました。私が入学するタイミングがちょうどコロナ禍で、志望理由100文字で入学が決まりました(笑)だからこそ入学当初から「色々やってみたい!」というエネルギーがあって。その中で、明治大学とTwitter社(現X社)がコラボしたビジネスコンテストがあったんです。それにノリで応募して。大学一年生から応募したのが珍しかったのもあったのか、その後のシンポジウム(報告会)に登壇させていただけて。
あと、情報コミュニケーション学部ってよく楽って言われるんですけど…(笑)その分自分のやりたいことに集中できました。
大学入学してみると、意外とめんどくさいじゃないですか。課題あったり、テストあったり…それをうまく調整して、いわゆる大学生らしい時間を作りやすかったのは良かったですね。私はもともと写真が好きだったんで、在学中はモデルさんと作品撮りなどをよく行っていました。それに、同じように自分の好きを追求してる人も多くて、それが自分にとってもいい影響になったと思います。
また、情コミは授業も多岐にわたっているじゃないですか。どうして情コミなのに法について学んでるんだろう…とか(笑)かいつまんで色々と知れるのは楽しかったし、刺激になりました。卒論とかも多種多様で面白かった記憶があります。今思うと、学部の中の居心地が意外と会社に繋がってるのかなと感じますね。
サークルはインカレのダンスサークルメインで活動していました。
また、三年の5~9月でカリフォルニア大学バークレー校に留学していました。
──就活シーズンですよね。
中迫 そうです。周りは就活で忙しそうだったんですけど、自分は留学で楽しんでました。
それで、OB/OG訪問やエントリーは軽くしていたんですが、私が本格的に就活を始めたのは三年の1月でしたね。
というのもダンスサークルの引退公演が2023年の12/23~24だったんです。私はその中で演出のプロデュースのような役割を任されていて。4〜500人規模のライブでストーリーを考えたり、構成を考えたり…その準備に時間を取られていて、正直、就活をやる暇がなかったですね。12月まではサークル優先で動いていました。
──エピソードとして強みになりますよね。
中迫 そうですね。ギリギリまで自分がやりたいことをやり切ったからこそ、面接でも気持ちよく話せたんだと思います。その結果として就活もうまくいった、という感じですね。
自分がやりたいことを最後までやっていたほうが、結果的に近道になることもあるんじゃないかな、と今は思います。
5月に内定を頂いて、私の就活は終わりましたね。ほんとに終わらせたかったんです(笑)
2.自分のありのままを伝えること
──博報堂ではどのような役職に?
中迫 現在はビジネスプロデュース職、いわゆる営業を行っています。クライアントさんと弊社のスタッフの間に立ってコミュニケーションを図る役割をしています。
──もともと広告業界に興味があったんですか?
中迫 二年の冬に先述の通り写真が好きだった私に、友人から「広告とか向いてるんじゃない?」って言ってくれたんです。そこから、趣味の感覚で広告系のインターンシップを受けてみようと思い立って。それで応募して受かったのが博報堂でした。そのインターンシップで出会う人を通じて、広告業界に入りたい、博報堂に入りたいと思い始めましたね。そこからは先程の通りあまり就活はしていなかったです。
それで、三年の1月に本格的に就活を始めたタイミングに色々考えたんですけど、やっぱり広告業界に入りたいと思いました。なので就活では、基本広告の会社を受けながら、時々別業界の会社を受ける…みたいな生活をしていました。でも別業界には熱が入らずに書類落ちばっかりで。結局、面接まで進んだ会社は全部広告系でしたね。
──先程の就活期間のお話もそうですが、就活したことのない我々が想像する「就活」ってもっと大変なイメージでした。
中迫 たしかに就活を始めた当初は嫌なことも多かったんです。自分の過去を振り返って、締切に追われながらESをかかなきゃいけないし、スーツ着なきゃいけないし、色々大変で。でも途中で、就活の定型文をハマることなく、自分の素で勝負した方がすんなり行くことに気づきました。たかが学生だった私に、企業さんもすごいことを期待してるわけではないんですよね。そこからは、面接でもありのままを出すことを決めて挑んでいました。
とはいえ面接は緊張します。なんですけど、私、前髪がないからなのか、緊張しない自信のある人物と思われがちで(笑)なので、面接官の方に緊張を伝えるようにしていましたね。
──緊張を伝えるようにしてたんですか。
中迫 そうです。周りの印象と本当の自分にギャップがある状態で面接がスタートしてしまうと、見た目にあってない言動に疑問が生まれちゃうんですよね。例えば私の場合は「落ち着いてるように見えるんですけど実はエセクールビューティーで…」みたいな(笑)そんな感じでギャップを埋めていってましたね。とにかく、自分のありのままを伝えだしてからは就活がうまくいき始めて。最後は楽しかったです。
──博報堂を選んだ理由などはありますか?
中迫 やっぱりインターンシップですかね。インターンシップで出会った仲間、今の同期もそうなんですけど、一緒にいるのがとっても楽で。自分のことだけじゃなくて相手のことも考えられる人、もっと話を聞きたい!と思える人が多かったんです。その社風が私にはとてもあってるんじゃないかなと思いました。
同期ともすごい仲が良いです。昨日も同期のライブにみんな見に行ってて。私は一人の友達と見に行ったんですけど、行ったら同期めっちゃいるみたいな(笑)。
──我々からすると、会社での同期ってどうしても「仕事仲間」みたいな印象がありました。
中迫 大学のサークルの延長線みたいな感じで、楽しいですよ!でもみんな仕事面で優秀で。こないだの「BranCo!」でも同期すごいなーって感じましたね。
──BranCo?
3.BranCo!とは

中迫 博報堂と東京大学教養学部が共催している、大学生のためのブランドデザインコンテスト、略してBranCo!です。
──なるほど…BranCo!についてもっとお話を聞いてもいいですか?
中迫 大丈夫です!
BranCo!は、大学や学部の制限なく、1チーム3~6人のメンバーで協力し、議題となるテーマについて色んな視点から調べてもらって、本質を考え抜き、それを魅力的な商品・サービスブランドのアイデアに落とし込む、チーム対抗式のコンテストになっています。
──チーム戦なんですね。そうなると人集めが最初の課題になりそうです。
中迫 実は、BranCo!に興味がある人たちに向けてオンラインチーム組みイベントを行っています!そこで作ったチームが優勝することも。自分の周りの人たちが興味ないからと諦めずに、熱意さえあれば参加できます!
──安心して参加できますね。
今までのテーマは
笑い・平和・遊びなどがあるみたいです
全部曖昧で答えがないテーマだね
中迫 そして、2025年度のテーマは創造性となっていました!
──創造性?
中迫 昨今生成AIが普及する中で、”人間に残された役割は創造性を発揮することだけだ!”ということも言われています。ではその「人間ならではの創造性」って一体何なんでしょうか?それを皆さんに考えてもらう、というのが今年のテーマになっています。
音楽や動画までAIで作れる時代、創造性というテーマは考えさせられるものがありますね…
──次に、BranCo!の特徴はなんですか?
中迫 まず、博報堂の社員さんがメンターとなってくれるのは大きな特徴です。
1次審査を通過したグループは、博報堂から一人メンターがつきます。自分たちのアイデアを博報堂社員に直々に見てもらえるというのは良い経験になるんじゃないかなと考えています
2つ目の特徴は、BranCo!に取り組むことで得られる経験かなと思います。回答になってるか分からないですけど(笑)
Branco!の採点基準でもあるんですけど、Input・Concept・Outputというのがキーワードになっています。広くインプットして、グッとコンセプトに落とし込んで、アウトプットで広げる─いわゆるリボン思考と呼ばれるこのフレーム、実は博報堂の社員がアイデアを考えるときに使っているフレームと一緒なんです。学生さんにも、我々と同じフレームで考えることで世の中に新しいブランドを作り出す、という経験をしてもらうことは大きな学びになるのかなと考えています。
あと、ハードルが低いっていうことも特徴かなと思いますね。
一般に「ビジコン」って聞くと、データをしっかり出した方が勝ちやすかったり、勉強の延長みたいなイメージがあると思うんです。だから、どうしてもハードルが高く感じてしまう。
でも、Branco!はそこがちょっと違っていて。日常生活で自分が体験していることを丁寧に紐解いていく中で生まれた発見がグランプリを取っていたり、評価基準もInput・Concept・Outputに加えて、プレゼンの一貫性を見る「Story」、そのアイデアの原動力になっている思いを評価する「Aspiration」の5つなんです。つまり、頭の良さではないものが評価されやすい。だからこそ、他のビジコンに比べてハードルが低く、誰でも参加しやすいと思います!
私自身、スタッフとしてBranCo!に携わりながら「参加しておけばよかったな」って思います(笑)
日常のなかで光るものを拾い集めるのって、とっても楽しそう!
─BranCo!を通じて、今後学生に期待してることなどはありますか?
中迫:そんな上から目線なこと(笑)
でも、私は「正解のない問いに挑む」っていうことを挑戦してほしいと思っています。
BranCo!のテーマって、見てもらったようにとても広くて、曖昧で、正解がありません。そんな大きいテーマの中で、自分が実現したいと思えるアスピレーション・熱意を見つけ、それに向かってチームのみんなで取り組む経験というのは、皆さんにとって勝ち負け以上に豊かな経験になると思っていて。これからの未来は不確実性で答えが無い社会とも言われます。それが訪れたときに、その経験が大きなパワーになってくれることに期待したいですね。
まずはチャレンジしてみてほしいです!
──BranCo!の会場の雰囲気もお聞きしたいです
中迫 一次審査などはオンラインで行うんですが、やっぱりオンラインだとみんな緊張しちゃうみたいで。ただ、説明会などのオンラインイベントでは社員が積極的に雑談を振って和やかにしてくれるので、そこまで心配はしなくて大丈夫だと思います。
2字審査と決勝は対面で行っているので、皆さんの表情や緊張感などもよく伝わってきます。。
──印象に残っていることなどはありますか?
中迫 見せ方を工夫しているチームが印象的でした。他のビジコンと違って、美術系・プログラム設計のできる学生さんが参加してるのも要因の一つなのかもしれません。スライドのデザインや、自分たちのOutputを体験できるようにサービスを作ってくるチームなんかも居たりして。決勝に残った6チームはもちろん、どれも印象に残ってますね!
また、去年はなんと乃木坂46の方々がゲストでいらっしゃいました。しかもプレゼンする側で(笑)
今年のゲストはお笑い芸人の野田クリスタルさんで、「創造性」をテーマに対談してくださいました!
ゲストのプレゼン、何喋ったんだろう…?
中迫 決勝イベントの様子をアドタイさんに記事にしていただきましたので良ければご覧下さい!
4.時間がある今こそ、飛び込んでみてほしい
──最後に明大生に伝えたいことなどはありますか?
中迫 社会人になるとじっくり考える時間がなくて。自分が没頭したいものに時間をかけられたのは贅沢だったなと感じています。また、その好きなことをギリギリまでやりきってほしいなって思います。就活の早期化に不安を感じている人も多いと思うんですけど、私みたいにやりたいことをやりきったからこそ、感じられることがあると思います。
就活で「学生時代頑張ったこと」って質問がよくあるんですけど、私は頑張れちゃったことを喋っていて。たとえば、ゲーム嫌いな人からしたら一晩中ゲームやるのって無理だけど、ゲーム好きな人からすれば、楽しくできるじゃないですか。そんな風に、自分が没頭して頑張れちゃうことを仕事にも繋げられると、就活やその先で無理をせず楽しく過ごせるかなと感じました。なので、自分が没頭できることを考えてみてほしいなと思いますね。
あと、いろんなことを試してほしいです。
大学内外問わず、一歩踏み出せば参加できる面白いものがいっぱい転がってるなと感じます。なんですけど、自分には出来ないと思って参加しない人が多い気がして。先程紹介したBranCo!など、色んなところに遊び感覚でたくさん飛び込んで、「自分の心がどこに触れるか」を見つけてほしいですね。時間がある今だからできることもたくさんあるので、とにかくいろんなものにチャレンジしていって欲しいと感じます。
──ありがとうございました。
中迫さんのお話、それにBranco!の話から
「好き」に挑戦していくことの重要さが身にしみてわかった気がしました熱意を持ってこのまま突っ走って行きたいです!
BranCo!について更に知りたい方はこちら!
来年のBranCo!の主役は君たちだ!!!
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