今回はどんな記事?
今回は意外な落とし穴!いわゆる『103万円の壁』についてわかりやすく対策します!
超えると結構めんどくさい壁です!
✅『103万円の壁』について分かる!
✅超えてしまったらどうなるかわかる!
✅超えないための対策がわかる!
解説を見ていきましょう!
この記事では、親の扶助内かつ勤労学生控除を受けていない大学生を想定しています。
個別のケースについては、大学の学生相談室や、税理士などの専門家にお問い合わせください。
✅【初めに】明治大学情報局
みなさんこんにちは!
明治大学情報局です!
今回はお金のなかでもめんどくさい、いわゆる『103万円の壁』について解説します!
税金の話だからってブラウザバックしないで!ちゃんと読まないと余計な税金がかかります!!!
猫でもわかる!私文による私文のための私文税金対策記事!
それでは見ていきましょう!
✅103万円の壁とは?
そもそも103万円の壁ってなんぞや?
余計な税金を払わなくて済む年収の上限ラインのこと。
103万円という数字は、65万(給与所得控除)と38万(基礎控除)の合計です。これを超えると親の「扶助」から外れ、余計な税金が持っていかれます。
漢字ばっかりだから、わかりやすくまとめると…
つまり、65+38=103万円以上稼ぐと税金がかかり、年収が102万9999円までなら「余計な税金を払わなくてよい」ということです。
よっ!ふとっぱら!
逆に言えば103万円になったらがっぽりもってかれるってことですよ!
・103万の壁とは、65万(給与所得控除)と38万(基礎控除)の合計で、年収がこの金額を超えてしまうと税金がかかる!
✅バイトの給料にかかる税金
んじゃあその「余計な税金」ってなんでしょうか?
オネエ言葉の歌舞伎役者っぽい国税庁の人が取立てに来たりするの??
多分来ません。
所得税
日本では、社会サービスを維持するために国民から税金を取っています。
道の整備に使ったり、消防士さんのお給料にしたりするやつね。
明治大学も結構税金をもらって運営してますよー!
その税金の種類のひとつに、給料にかかり、国に納める税の「所得税」があります。
この「所得税」は、掛け持ちしているバイトも合わせて年収(※1/1から12/31までの間の勤務に対する給料の合計)103万円からかかります!
だいたい月に8万5000円超えてたらアウトです。アフィのあがりやイラスト代はここの計算に入れません。
住民税
住民税も税金の一つですが、こちらは住んでいる自治体に払うもの。
まあディズニーの年パスみたいなイメージです。
家に住むのにも金かかるんだよ。
こちらは場所によって変わりますが、年収がだいたい95~100万円を超えると払うことになります。
東京都だと最低でも5000円は余裕でかかります!下手すりゃもっと!めっちゃもったいない!!
自治体によって基準が異なるのでバラバラですが、結構持っていかれます。
・所得税が103万円から、住民税がだいたい95万円からかかってくる!
・目安として月に8万5000円以上稼ぐとアウト!
✅103万円を超えるデメリット
んじゃあもし仮に超えちゃったらどうなるか見てみましょう。
・103万円を超えた分に課税される
ここでは仮に東京都23区民のMさんが130万円稼いでしまったとしましょう。
いいバイトしてんねぇ。
いやそこはどうでもいいだろ。
そうすると、130-103=27万円オーバーになります。
所得税は超えた分にかかり、この場合の所得税率は5%なので所得税額は以下のようになります。
27×0.05=13500
こんなに増えるの!?!?
ここに下手すると数万円レベルの住民税も足されます。あなおそろしあ。
重ねてMさんの年収は103万を超えているので、親の扶助を外れることになります。
・親の税負担が大きくなる
親の扶助を外れるということは、平たく言ってしまえば親が納める税金が上がります。
この辺の話はちょっと面倒なので端折りますが、年額でだいたい15万くらい税金が上がります。
これ黙ってて突然税金持ってかれたら確実に家族会議モンだろ。
絶対揉めるやろなあ…。
・年収130万円以上になると社会保険料がかかる
Mさんは年収130万を超えているので、社会保険の扶養も外れ、国民健康保険や国民年金を自分で支払う義務が生じます。
ここも端折りますが、クソ面倒な上にめっちゃ持ってかれます。もはや103万の方が金額的にも時間的にも絶対楽&得。
・仮に103万円を超えて稼いでしまうと、かなり税金で持っていかれる!
・これに加えて親の税金が上がる&自分の社会保険料がかかる!
✅103万を超えないためには?
130万稼いだだけなのに。
いやだからそれがダメなの。
では、103万を超えないためにはどうすればいいのでしょうか。
・バイト先にちゃんと伝える。
働き始めるときに、バイト先の責任者に「親の扶助内で働きたいので103万を超えないようにしてください。」とお願いしておきましょう。
ほうれんそう大事ね。
・勤務時間をしっかり管理する。
超えないつもりでも、103万円を超えそうになってしまうケースもあります。もう超えてしまうので、といって突然休んだらめちゃくちゃ迷惑です。
特に以下のケースの人は十分に気を付けましょう。
✅夏休みなどの長期の休みのときに忙しくなるバイト |
✅年末にめっちゃ忙しくなるバイト |
✅ボーナスが出るバイト |
✅能力で時給が上がっていくバイト |
✅そもそもバイトを掛け持ちしてる人 |
働くペースも通年で考えた方がよさそうです。
・103万円を超えないようにバイト先に相談する!
・自分でバイトをしっかり監理する!
✅【まとめ】103万円以上稼ぐと損をします。
・103万を超えると所得税がかかる!
・だいたい住民税もかかる!
・親の税金も結構上がる!
・超えない方が楽&得!!
みなさんも「103万の壁」には要注意ですよ!!
今回の記事は以上です!ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
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