【明大ニュース！】オーストラリアの森林火災を徹底解説！(2020.1)

はじめに

豪の森林火災、焼失面積は日本の半分、10億匹の動物が犠牲に。

オーストラリア南東部に位置するニューサウスウェールズ州で2019年9月に森林火災が発生し、州政府より、非常事態宣言が出され、現在も広がっています。

焼失面積は、日本の半分を超える？？

延焼面積は約170,000平方キロメートル。。。。。。

この数字、想像つかないわ！！！

この数字は、 ウルグアイ の国土と同等。

東京ドーム約３６１万個です。。。

簡単に言うと、、

日本の国土面積の半分以上の大きさです！！

(ウルグアイと日本の半分って同じくらいの面積なのか、、、笑)

コアラやカンガルーなど12億匹が犠牲に

森林火災の影響で、コアラやカンガルーは、やけどや煙の吸引、餌不足で、12億以上の命が奪われている。絶滅が危惧される希少動物の生態系にも影響が出ている。

被害総額は、３４００億円以上にも及ぶ

森林火災による経済的損失は観光業だけでも3400億円にもなると地元メディアは伝えている。森林火災は、長期的に、 産業、経済、環境 に影響を与える為、2030年には、1.6兆円の経済損失になることが予想されている。

森林火災の原因は、温暖化！？

オ ーストラリアでは、秋から冬にかけてファイヤーシーズンと呼ばれる期間があり、毎年森林火災が起こっています。

降水量の少なさによる乾燥と高温

　被害が深刻化する１つ目の原因は、降水量の少なさと乾燥です。オーストラリアは、乾燥大陸として知られています。
　それに加え、今年は、去年に比べても約半分の降水量となり、ここ19年間で最も雨が降らなかった年になりました。
　 雨が少なく、乾燥しているだけでなく、例年に比べて気温も高くなっています（2019年中には、平均気温も最高気温も過去最高を記録しました。)

人による放火

まさか、そんなことあるわけないと思う人が多いと思いますが、、
昨年11月以降に「森林火災に関連する犯罪行為」で183人が訴追されたと発表しました。その中で、24人が故意に火をつけた罪に問わました。

ユーカリオイルの存在

多くのコアラが生息するオーストラリアでは、コアラの主食となるユーカリが多く植林されています。
ユーカリは、 大量のユーカリ油を含んでいて太陽の熱により自然発火する こともあります。 また、一旦火が点くと、木から木へと火が飛び移ってしまうことも多いのです。

オーストラリアの降雨量の減少が日本の暖冬に

今年の冬暖かいと感じませんか？？
首都圏でも暖かい日が続いています。外を歩いていても、「寒くて、倒れる！！」となることは、少なく思います！

オーストラリアでの降水量の減少は、日本への寒気を締め出しており、暖冬を招いているかもしれないです。

オーストラリアの森林火災への寄付

SNSなどを通じて、多くの著名人が、森林火災の投稿を取り上げて、支援を表明したり、促しています！！