選ばれたのは、富士そばでした。

筆者の浪人生時代、最もお世話になった飲食店が富士そばです。早い・安い・美味いの3拍子揃った素晴らしい飲食チェーンです。しかも藤沢の富士そばは24時間営業らしいのでさらに素晴らしい。この世で最も格の高い飲食チェーンは富士そばです。(断定)
ステマじゃないよ


美味い……!
やはり富士そばが至高
なんだかんだここまで3時間歩いてきた3人。疲れた身体に出汁の旨味が染み渡ります。深夜なのもありあまり重いものを食べると良くない気がするので、そばという選択は割と正解だったのかもしれません。

某天然とんこつラーメン専門店バイトのクセで「仕上げ」てしまいました。
内輪ネタやめてね
ほどよくお腹を満たした3人は再び海を目指して歩き出します。
しばらく歩くと大きな橋が見えてきました。当時はよく見てなくて分からなかったのですが、後で調べて「上山本橋」という橋であることが分かりました。

そこには「境川」と書いてありました。境川は神奈川の県央を南北に突っ切る二級河川で、その名は武蔵国と相模国の境界を成していたことに由来します。現在も東京都町田市、神奈川県横浜市、相模原市、大和市、藤沢市、の5市で境界を成しており、そのまま相模湾に流れていきます。
つまり、この川を下っていけば海に辿り着けるということです。この時点で時刻は午前4時。日の出まであと2時間ほどありますが、どれくらい歩けばゴールできるか分からないため、ここで安牌ルートを選択。川沿いをひたすら進んでいくことにしました。

基本的にずっとこんな感じの景色ですが、しばらく歩いていると気になるものを発見しました。
灯台です。
めっちゃ光線見える!!おもろ!!!
灯台を見たことがないわけではないのですが、実際に光っている様子を見るのは何気に初めてでした。そこそこ距離はあるのにかなりの明るさがあります。そして灯台が見えるということは、海が近いということです。
ガチで脚痛い
ゴールの兆しが見えてきたものの、スタートから4時間以上経っている上に前日バイト等しっかりやってから来ているので3人ともヘトヘトです。脚が悲鳴を上げています。最初はしょうもない話で盛り上がりながら歩いていましたが、疲れで口数が減ってきました。しかし、しばらく歩いていると素晴らしい看板を発見。

アツすぎる!!!!!
なんとも分かりやすい看板。あと1km歩けばゴールであることが確定しました。この辺りから本格的に潮の香りが感じられるようになり、そろそろこの企画もフィナーレに近づいてきました。

そしてついに……
【4:41】片瀬江ノ島駅


着いた!!!!!!!!!!!
ついにこの企画の最終目的地、片瀬江ノ島(かたせえのしま)に到着。藤沢からは川沿いを歩いたので、間にある本鵠沼(ほんくげぬま)・鵠沼海岸(くげぬまかいがん)は経由しませんでしたが、地図なしでもちゃんと辿り着くことができました。江の島のランドマーク的存在である駅舎を目の前にし、えげつない達成感を噛みしめます。
ここで今回の旅の記録をGPSログや歩数ログ等で振り返っていきます。


かかった時間は4時間25分、日付が変わってから歩いた歩数は20102歩、総移動距離は12.548kmでした。GPSのログを見ると、多少の迂回はあるものの、思ってた以上にまっすぐ南下できていたことが分かります。
境川で橋渡ったけどあれは遠回りだったんだな
今回夜が明けたらゲームオーバーということにしていましたが、結局日の出より1時間半も早くゴールすることができました。終盤に川沿いから離れてみてもよかったのかもしれません。
せっかく海に来たし、何より始発までかなり時間があるので、砂浜の方まで歩いて海を眺めることにしました。駅前には24時間営業のコンビニがあったので、暖を取るために温かい飲み物を購入しました。



海だ……
脚が痛すぎる
寒すぎる!!!!
天気が良く、月や星がめちゃくちゃ綺麗に見えます。この時の気温は13℃ほどでしたが、海風の影響もあって体感温度が低く、めちゃくちゃ寒かったです。

日の出まで1時間ほど、寒さと格闘しつつしょうもない話をしながら夜が明けるのを待ちました。だんだん明るくなっていくにつれて、サーファーの姿が増えてきました。
こんなクソ寒いのに早朝からサーフィン!?
そして午前6時12分、ついに日の出の時が!

しかし、太陽は見えません。あれ……?
逆向きじゃねえか!!!
神奈川県民なので江の島の海がどちらを向いているかなんてもちろん知っているのですが、徹夜で4時間半歩いてきたので頭が回らず、てっきり海からの日の出が見れるもんだと思っていました。ずっと南西の方を眺めていた我々がバカみたいです。そのことに気づいて東を見てみますが……

結局全然見えんくて草
というわけで徹夜地図なし江の島ウォーク企画は幕を閉じました。
ひどいオチ

【エピローグ】帰宅
帰路につきます。寒いし寝てないのでとっとと温かい布団でクネクネしたいところ。
脚痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな脚が痛すぎてまともに歩けません。ボロボロの状態で改札を通過する我々を見て、駅員さんは何を思ったのでしょうか。改札内には何やら巨大なオブジェが。

序盤で紹介した本物のクラゲが泳ぐ水槽です。これから新江ノ島水族館を訪れる観光客にとってはテンションの上がる光景となるはずですが、ボロボロな我々は水槽の前で変なポーズをとることしかできませんでした。

ついに徒歩以外の移動手段を使うことができます。小田急線の車両の椅子は固いことで有名ですが、それでも数時間ぶりのまともな椅子に感動すら覚えます。

藤沢で乗り換えるとあっという間にスタート地点である湘南台駅に着いてしまいました。公共交通機関ってすげえ!
なんだかんだで解散し、帰宅。昼までぐっすり眠りました。Kozyは2限の予定でしたが、普通に寝ブッチしたみたいです。
やっぱり……
【おわりに】上を向いて歩こう
いかがでしたか?普段知らない場所を歩くときはGoogleマップ等の地図アプリを多かれ少なかれ使うと思いますが、あえて地図を見ないで歩いてみると様々な発見があって面白かったです。また、長距離をあえて徒歩で移動してみることによって、改めて公共交通機関のありがたみを実感しました。皆さんもぜひ、スマホをカバンにしまって歩いてみませんか?
前回の企画はこちら!

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